アンダーセン「ユークめ。ヴァルチャー、バザードとハチ公前で待ち合わせだというのに、こんな日に限って空襲などして。待ち合わせに遅れたらどうしてくれるのだ」
ケストレル乗員「湾口までの距離3マイル」
アンダーセン「湾口までの距離はいい。問題は待ち合わせに間に合うかどうかだけだ」
ケストレル乗員「はっ。で、その待ち合わせ場所は何と言いましたか?」
アンダーセン「ハチ公だ。犬だ。ワンワンだ。忠犬ハチ公といって、帰らぬ主人を待ち続けた忠義なワン公の銅像のことだ。渋谷駅前にある」
ケストレル乗員「はっ、了解しました。渋谷までの距離を算出! ワン公までの距離3マイル!」
アンダーセン「ワン公じゃないっ。ハチ公だっっっ!」
真説・MISSION 22『封印』・渋谷駅前待ち合わせ編 §
ナガセ「パルコの因縁のある土地はどうも苦手。どうしても、買い物帰りの荷物が重く感じられてしまう」
ベルカ兵「積出港の艦艇にも警報を出せ」
ベルカ兵「舫(もやい)を解け、まとめて沈められるぞ」
ベルカ兵「その程度ではまだ足りない。重い貨物を載せたままでは逃げ切れない」
ベルカ兵「モヤイを降ろせ、まとめて沈められるぞ」
グリム「あ、あれは渋谷名物、ハチ公と並ぶ待ち合わせ場所のシンボル、新島モヤイ! ベルカがモヤイを密輸していたのは本当だったんだ!」
真説・MISSION 20『古城の幽閉者』・渋谷駅前待ち合わせ編 §
おやじさん「クラブでの激しいダンスは体にこたえます。これからは、彼らの時代です」
アンダーセン「ふむ」
おやじさん「しかし待ち合わせ場所のシンボル、新島モヤイの方は?」
アンダーセン「南ベルカの会社がユークにこっそり輸出しようとしていたのを拿捕しました。よりどりみどりです」